アニメの私記

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zoom RSS 2017年10月開始のアニメについて(その6)

<<   作成日時 : 2017/11/13 01:51   >>

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「十二大戦」第6話
 原作が西尾維新の作品であるため、前評判が高く、実際のところ、アニメの完成度も高いと思います。オープニング主題歌の歌唱が私の好みではないということだけが不満です。
 物語は、「聖杯戦争」というよりは、同じ西尾維新原作の「刀語」(2010年のアニメ)に近いと思います。
 第4話以降は、死者が出ていなかったのですけれども、第6話では、3話分、きっちりと死んだという印象でした。
 口数の多い(回想も含む)奴から先に死ぬという法則どおりではあったのですけれども、申(さる)が卯(うさぎ)に敗れるという展開は、意外でした(本当に死んだのか疑問ではありますけれども)。
 子(ねずみ)の喋り方が同じ西尾維新原作の「<物語>シリーズ」の登場人物のようになってきていると思いました。

「少女終末旅行」第6話
 一見、「幼女戦記」(2017年のアニメ)のような世界観かと思えるのですけれども、本質的には、「人類は衰退しました」(2011年のアニメ)の世界観に通ずるものがあるように思います。
 第2話(焚書)や第3話(地図を失う)の時点では、過去の成果を失うことを描く意図が見えなかったのですけれども、第6話では、ようやく思想が見えてきたように思えました。
 第6話の登場人物であるイシイの声の演技がとてもよいと思っていたのですけれども、エンディングでキャストの名前を見た時点で、さもありなんと思ってしまいました。流石であると思いました。

「キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Serie」第6話
 第5話の感想では、言及を控えたのですけれども、遺憾ながら、徐々にキャラクタの作画が粗くなってきているように思います(背景描写などに関しては、よい状態が維持されているように思います)。
 物語の方も、第5話の感想では、「この作品の人気の高さの由縁が見える」と記述したのですけれども、若年層に支持される由縁は、わからなくもないのですけれども、私には、思ったよりも浅いと感じられるというのが率直なところです。

「牙狼<GARO> -VANISHING LINE-」第6話
 第2話以降、歴代の実写作品の「牙狼<GARO>」を知る身としては、その延長上にあるような作風に思えます。
 主人公(ソード)とルークの関係が牙狼<GARO> らしいと思いました。
 歴代の実写作品ですと、ルークに相当する人物(主人公以外の魔戒騎士)も鎧の継承者であったりするのですけれども…

「結城友奈は勇者である -鷲尾須美の章-/-勇者の章-」第6話 ○
 「結城友奈は勇者である -結城友奈の章-」(2014年のアニメ)の前日譚であることから、救いのない物語であることは目に見えているのですけれども、その過程がどのように描かれるかが見所であろうと思います。
 映像の方は、やっと、戦闘場面の描写に気合が入ってきたといった印象でした。
 物語の方は、「-結城友奈の章-」を知る身としては、予想どおりの結末ではあるのですけれども、「-結城友奈の章-」では、ほとんど描かれていなかった大赦側の暗躍が描いている点が印象的でした。

「宝石の国」第6話 ○
 独創的な世界が現代的な技法で緻密に描かれているように感じます。
 キャラクタだけでなく、画面全体の構図など、従来のアニメとは異なると思えるほどに CG による描写が活かされているという観点で、画期的であると思います。
 物語の方も、登場人物の心情や出来事を描くことが作品の世界観の描写に繋がっているように思える辺りがとてもよいと思います。

「鬼灯の冷徹 第弐期」第6話
 制作が変更されているとのことで、作風の相違を感じていたのですけれども、慣れてきたように思います。
 第1期は、面白いキャラクタを描くことに執着してしまっているようなところが今ひとつだと思っていたのですけれども、第2期は、神話や地獄という設定を活かしたエピソードが多く、爆笑を誘うような描写ではなくとも、描かれていること自体が面白いと思います。

「魔法使いの嫁」第6話 ○
 映像の方は、やっと本気を出してきたといった印象で、よくなってきたと思いました。
 ティル・ナ・ノーグの王族であるティターニアやオベロンなど、伝承に登場するような存在とエリアスが親しげであるというのは、大胆な設定であると思います。
 物語の方は、第4話頃を境に、進行中の事件のようなものを追う展開になりつつあることが意外に思えました。
 原作の作風を下手に継承してしまっているのか、アニメ固有の演出なのか、1話ごとに山場を作った後で、次回が気になるような切り方をしているようなところがあまりに作為的で、物語の流れが悪くなってしまっているように思える辺りが惜しいと思います。

「クジラの子らは砂上に歌う」第5話 ○
 世界観の独創性とそれに根差したかのような登場人物の描写が見事であると思います。作風が異なりますけれども、設定に関しては、「新世界より」(2012年のアニメ)との類似性があるように思います。
 第1話を観た時点では、もっと世界観を描くことに時間をかけるかと思いきや、第2話以降は、劇場版の「風の谷のナウシカ」(1985年のアニメ)のような展開で、意外に活劇主体であると思います。
 第2話〜第3話が急展開で、物語の見通しがよくないと思っていたのですけれども、第4話〜第5話で状況が描かれたため、わかりやすくなったと思いました。
 ネリというキャラクタからは、「蒼穹のファフナー」(2004年〜2015年のアニメ)に登場するミールを連想します。この観点では、泥クジラは、竜宮島に似ているようにも思えます。

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