2020年10月開始のアニメについて(その11)

「アサルトリリィ BOUQUET」第10話
 「刀使ノ巫女」(2018年のアニメ)から神道的なものをなくしたような設定で、物語としては、敵との戦闘よりも学園内での人間関係の描写に注力しているように思えます。映像の方は、シャフトの制作にしては、今ひとつであると思います。ダサいオープニング主題歌よりも、声優歌唱のエンディング主題歌(「Edel Lilie」)の方がましであると思います。ナレーションが洒落ていると思います。
 第10話で、墓標の名字(姓)と名前(名)の間にマルチバイトの空白文字が入ってしまっていた点が致命的に駄目であったと思いました。
 というのはさておき、第10話も、百合というよりは、友情といった描写であったことがよいと思いました。
 一方、川添美鈴の幻影は、白井夢結の妄想かと思っていたのですけれども…

「魔女の旅々」第11話 ○
 この作品の世界観は、魅力的であると思います。
 映像が綺麗で動きもよく、エンディングの映像もよいと思います。物語の方は、「キノの旅」(時雨沢恵一の作品)との類似性を散見しますけれども、異なる作風であると思います。
 第1話からバレバレであったフランの師匠とか、ニケとか、ヒロイン(イレイナ)の母親の件が第11話で公然の秘密である(意図的に気づいていないふりをしている)と明かされたように思いました。
 サヤの妹(ミナ)が登場したことも印象的でした。

「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅢ」第11話
 「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」(2015年、2019年のアニメ)の本伝の第3期です。
 第11話を視聴すると、第2期といい、第3期といい、本質的には、マゾなのであると思えてきます。

「トニカクカワイイ」第11話
 題名の割には、キャラクタデザインがよくないと思います。
 第11話は、エンディングの字幕の「協力」がすべてであったと思いました。

「半妖の夜叉姫」第11話
 「犬夜叉」(2000年~2004年、2009年~2010年のアニメ)の続編とのこと。同じくサンライズが制作した「犬夜叉 完結編」の時期の作画にくらべると劣っているように見えてしまう点とオープニング主題歌が本編の作風にまったく合っていない点が非常に残念です。
 第11話は、浄化ならば、もろは の弓の方が効きそうであるに思いました。

「戦翼のシグルドリーヴァ」第10話
 一見、「荒野のコトブキ飛行隊」(2019年のアニメ)のような作風かと思いきや、独特の世界観であると思います。
 第10話は、里見・一郎(平田広明)の見せ場といった印象でした。

「魔法科高校の劣等生 来訪者編」第11話 ○
 「魔法科高校の劣等生」(2014年のアニメ)の第2期です。この作品は、最後まで視聴を継続します。
 第11話Aパート、七草真由美や十文字克人の卒業にしては、あっさりとした描写であったと思いました。また、主人公(司波達也)と同じ風紀委員である渡辺摩利が第2期に登場しなかったことがおかしいと思いました。
 第11話Bパートは、来訪者編とは別の物語が始まりました。

「いわかける! -Sport Climbing Girls-」第11話
 スポーツクライミングを主題とした作品です。意外に面白いと思います。
 第11話は、結局、ゲームの経験とスポーツの技術を無理やり結び付けようとしているように見える辺りが今ひとつであると思ったのですけれども、後半の四葉幸与や杉浦野々華の描写は、よいと思いました。

「無能なナナ」第10話
 一見、「僕のヒーローアカデミア」(2016年~2019年のアニメ)を大雑把にしたような設定ですけれども、異色の作風で、本質的には、まったく異なる物語であると思います。
 第9話で登場した橘ジンが第10話でヒロイン(柊ナナ)をどうするつもりなのかと思っていたのですけれども、意外な展開でした。

「神達に拾われた男」第10話
 映像的には、キャラクタデザインだけが取り柄で、動きや背景描写などは、今ひとつであると思います。
 物語の方は、「異世界はスマートフォンとともに。」(2017年のアニメ)との類似性を散見しますけれども、率直なところ、「神達に拾われた男」の方が遥かにつまらないです。

「ゴールデンカムイ(第三期)」第34話
 「ゴールデンカムイ」(2018年のアニメ)の第3期です。
 第33話までは、ソフィアを脱獄させることが現時点でのアシリパの状況とどのように関係するのかがわからなかったのですけれども、第34話でようやく繋がったように思いました。

「魔王城でおやすみ」第10話 ○
 この作品は、面白いと思います。
 ヒロイン(スヤリス姫)のキャラクタデザインなど、往年の魔夜峰央の作品のような映像もよいと思います。
 第10話は、終焉の予兆を感じさせる作風で、寂しく思えました。

「くまクマ熊ベアー」第10話
 RPG のような異世界が舞台のようで、「インフィニット・デンドログラム」(2020年のアニメ)に似た設定であると思います。映像的に今ひとつで、どういう訳か、背景音楽を含めた音響が奇妙なほどよくないと思います。
 第10話は、この作品にしては珍しく、話を引き延ばしているように思えました。

「ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN」第10話 ○
 「ストライクウィッチーズ」(2008年、2010年のアニメ)の本伝の第3期です。
 このシリーズの本伝に関しては、新作が制作される度に映像の完成度が向上しているように思います。このシリーズの魅力は、可愛らしさではなく、格好よさであると私は思います。この作品は、最後まで視聴を継続します。
 第10話は、ヒロイン(宮藤芳佳)が万全ではないという第3期の設定が活かされたように思いました。
 エンディング主題歌の歌唱の変更(今回は、服部静夏(内田彩))も効果的であった思いました。

「キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦」第10話
 絵柄といい、設定の極端さといい、物語の展開の唐突さといい、往年の高河ゆん の漫画のようであると思います。
 第9話で、ヒロイン(アリスリーゼ・ルゥ・ネビュリス9世)の方は、少しはまともになったかと思ったのですけれども、第10話では、また、のほほんとした描写(戦争を行っているという設定であるにもかかわらず、緊張感が不足している)にもどってしまい、呆れてしまいました。
 主人公(イスカ)の一行(N07部隊)は、まともなホテルに宿泊しているにも関わらず、スーパーに夕食を買いに行くという展開には、無理があるように思いました。

「アクダマドライブ」第10話 ○
 物騒で混沌とした世界観が独創的であると思います。映像だけを見ると、「PSYCHO-PASS サイコパス 3」(2019年のアニメ)に近い作風と完成度の高さであると思います。物語の方は、どことなく、「十二大戦」(2017年のアニメ)に似ているようにも思います。
 第10話における医者は、予想よりもつまらない奴で、残念に思いました。本当にこの程度の奴なのか疑問に思います。
 喧嘩屋が本当に死亡していたという件は、非常に意外に思いました。
 暴徒になった時点でアクダマという台詞には、共感してしまいました。

「安達としまむら」第10話
 少女(高校生1年生)たちの日常が綺麗な映像で描かれているという印象です。「電波女と青春男」(2011年のアニメ)と同一の原作者とのこと。
 第10話は、久しぶりに、しまむら の視点が主体でした。
 樽見については、第9話で終わりかと思っていたのですけれども…
 しまむら の同級生に対する淡泊さについては、むしろ、共感を誘うように思いました。

「ご注文はうさぎですか?BLOOM」第10話
 きららアニメの最高峰である「ご注文はうさぎですか?」(2014年、2015年のアニメ)の待望の第3期なのですけれども、最高だった第2期にくらべると、今ひとつであると印象を否めないと思います。
 第10話は、第3期の背景描写だけは本当によいと認識させられるような作風であったと思いました。

「神様になった日」第10話
 P.A.WORKS の制作によるとても高品質な映像に加え、主題歌に やなぎなぎ を起用するという盤石の布陣なのですけれども、物語の方は、よくわからないというのが率直なところです。
 第10話で、鈴木央人が主人公(成神陽太)の前に現れたのですけれども、どうも、「Angel Beats!」や「Charlotte」の作者は、他人を試すような描写が好きらしく、まったく好きになれないと痛感させられました。
 というのはさておき、「Charlotte」の最終話の最後の場面における主人公とヒロインの立場を入れ替えたような展開で、おそらく、「Charlotte」の後日譚のようなものを描きたいというのがこの作品の意図ではないかと思えてきました。

「憂国のモリアーティ」第9話
 キャラクタデザインが私の好みではないのですけれども、「ジョーカー・ゲーム」(2016年のアニメ)と同じ監督と Production I.G の制作らしく、完成度の高い作品であると思います。本編の完成度が高いだけに、ダサいエンディング主題歌には、がっかりします。
 第9話のあれは、少年探偵団かと思いました。

「おちこぼれフルーツタルト」第9話
 きららアニメです。売れないアイドルグループを主題とした作品のようです。舞台の東小金井は、懐かしく思います。同じ原作者の「ハナヤマタ」(2014年のアニメ)にくらべ、映像的に大きく劣っている点が残念に思います。中途半端な性的描画が混じっている点が致命的に駄目であると思います。
 第9話で、ようやくアイドルの話らしくなってきたといった印象でした。

 前述以外で、視聴を継続しているアニメ:
  「ヒーリングっど プリキュア」(2020年2月開始のアニメ)
  「炎炎ノ消防隊 弐ノ章」(2020年7月開始のアニメ)
  「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」(2020年10月開始のアニメ)
  「進撃の巨人 The Final Season」(2020年12月開始のアニメ)

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