2020年10月開始のアニメについて(その12)

「アサルトリリィ BOUQUET」第11話
 「刀使ノ巫女」(2018年のアニメ)から神道的なものをなくしたような設定で、物語としては、敵との戦闘よりも学園内での人間関係の描写に注力しているように思えます。映像の方は、シャフトの制作にしては、今ひとつであると思います。ダサいオープニング主題歌よりも、声優歌唱のエンディング主題歌(「Edel Lilie」)の方がましであると思います。ナレーションが洒落ていると思います。
 第11話で、真島百由が白井夢結に質問する場面では、あんな質問の仕方では、白井夢結は、答え様がないと思いました。
 白井夢結の回想場面の映像がよいと思いました。

「魔女の旅々」第12話(最終回) ○
 世界観が魅力的な作品でした。
 映像が綺麗で動きもよいと思いました。
 物語の方は、「キノの旅」(時雨沢恵一の作品)との類似性を散見しましたけれども、他の魔女との縁や過去の出来事との縁が重点的に描かれている点は、独特であったと思いました。
 第12話は、とても洒落た最終話であったと思いました。酷い現実を目の当たりにしながら何もできなかった私という辺りは、共感を誘うように思いました。
 最後の場面は、継続する意思が満々であったと思いました。
 続編制作の情報がありませんけれども、制作されるのであれば、是非とも視聴したいと思います。

「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅢ」第12話(最終回)
 「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」(2015年、2019年のアニメ)の本伝の第3期でした。率直なところ、今期も今ひとつであったと思いました。
 ヘルメスがまともでないことは、第1期からなのですけれども、第11話~第12話は、ひどすぎたように思いました。
 最後の場面で、主人公(ベル・クラネル)とアイズ・ヴァレンシュタインの関係が元にもどったように見えたことだけは、よかったと思いました。

「トニカクカワイイ」第12話(最終回)
 オープニング主題歌(「恋のうた(feat.由崎司)」)が印象的であったこと以外には、特筆できることのない作品でした。

「半妖の夜叉姫」第12話
 「犬夜叉」(2000年~2004年、2009年~2010年のアニメ)の続編とのこと。同じくサンライズが制作した「犬夜叉 完結編」の時期の作画にくらべると劣っているように見えてしまう点とオープニング主題歌が本編の作風にまったく合っていない点が非常に残念です。
 第12話で、日暮とわ の朔が描かれたのですけれども、そうであるならば、四半妖である もろは はともかく、せつな が幼少期から黒髪であることは、説明がつかないように思いました。

「戦翼のシグルドリーヴァ」第11話
 一見、「荒野のコトブキ飛行隊」(2019年のアニメ)のような作風かと思いきや、独特の世界観であると思います。
 第11話で、この作品のワルキューレと神話におけるワルキューレの役割が似ていることがようやくわかったように思いました。

「魔法科高校の劣等生 来訪者編」第12話 ○
 「魔法科高校の劣等生」(2014年のアニメ)の第2期です。この作品は、最後まで視聴を継続します。
 第12話は、女装を行う意味がまったくわからないと思いました。四葉家の陰たる黒羽家の戦闘を主体とした描写は、今回が初めてではないかと思います。

「いわかける! -Sport Climbing Girls-」第12話(最終回)
 スポーツクライミングを主題とした作品で、映像的には、今ひとつでしたけれども、物語の方は、意外な秀作といった印象でした。
 第12話は、来栖アンネを演じる田村ゆかり の悪役ぶりが壮絶で、脳裏に焼き付くように思いました。

「無能なナナ」第11話
 一見、「僕のヒーローアカデミア」(2016年~2019年のアニメ)を大雑把にしたような設定ですけれども、異色の作風で、本質的には、まったく異なる物語であると思います。
 ヒロイン(柊ナナ)が刺客にしては、感情的過ぎる… というのはさておき、第11話で、いよいよ展開が読めなくなってきたという印象でした。

「神達に拾われた男」第11話
 映像的には、キャラクタデザインだけが取り柄で、動きや背景描写などは、今ひとつであると思います。
 物語の方は、「異世界はスマートフォンとともに。」(2017年のアニメ)との類似性を散見しますけれども、率直なところ、「神達に拾われた男」の方が遥かにつまらないです。

「ゴールデンカムイ(第三期)」第35話
 「ゴールデンカムイ」(2018年のアニメ)の第3期です。
 第35話は、鯉登少尉がよいと思いました。

「魔王城でおやすみ」
 この作品は、面白いと思います。
 ヒロイン(スヤリス姫)のキャラクタデザインなど、往年の魔夜峰央の作品のような映像もよいと思います。
 急遽の変更で、今週の放送はありませんでした。非常に不満に思います。

「くまクマ熊ベアー」第11話
 RPG のような異世界が舞台のようで、「インフィニット・デンドログラム」(2020年のアニメ)に似た設定であると思います。映像的に今ひとつで、どういう訳か、背景音楽を含めた音響が奇妙なほどよくないと思います。
 第11話における戦闘場面での止め絵は、手抜きにしか見えないと思いました。

「ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN」第11話 ○
 「ストライクウィッチーズ」(2008年、2010年のアニメ)の本伝の第3期です。
 このシリーズの本伝に関しては、新作が制作される度に映像の完成度が向上しているように思います。このシリーズの魅力は、可愛らしさではなく、格好よさであると私は思います。この作品は、最後まで視聴を継続します。
 第11話に限ったことではないのですけれども、真っ先に戦死しそうなジェラルド・S・パットンが意外に不死身キャラクタであると思います。外見に似合わず、ウィッチの理解者という存在感を出している辺りもよいと思います。

「キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦」第11話
 絵柄といい、設定の極端さといい、物語の展開の唐突さといい、往年の高河ゆん の漫画のようであると思います。
 第11話は、映像の作風が違い、背景描写だけは、綺麗になったように見えました。
 第10話の時点では、シスベル・ルゥ・ネビュリス9世が馬鹿としか思えなかったのですけれども、第11話では、ヒロイン(アリスリーゼ・ルゥ・ネビュリス9世)よりもヒロインらしく思えました。

「アクダマドライブ」第11話 ○
 物騒で混沌とした世界観が独創的であると思います。映像だけを見ると、「PSYCHO-PASS サイコパス 3」(2019年のアニメ)に近い作風と完成度の高さであると思います。物語の方は、どことなく、「十二大戦」(2017年のアニメ)に似ているようにも思います。
 第11話は、「攻殻機動隊」(士郎正宗の作品)の第2巻辺りの真似といえばそれまでなのですけれども、映像化の見事さに加え、物語の展開からの必然性という観点でもよかったと思いました。

「安達としまむら」第11話
 少女(高校生1年生)たちの日常が綺麗な映像で描かれているという印象です。「電波女と青春男」(2011年のアニメ)と同一の原作者とのこと。
 第11話で、安達がこれほどまでに追い込まれることと、しまむら の選択という考え方には、違和感がありました。
 意外な形での樽見の関与は、伏線なのでしょうか。

「ご注文はうさぎですか?BLOOM」第11話 ○
 きららアニメの最高峰である「ご注文はうさぎですか?」(2014年、2015年のアニメ)の待望の第3期なのですけれども、最高だった第2期にくらべると、今ひとつであると印象を否めないと思います。
 第11話は、第7話以来の完成度の高さであったと思いました。
 Bパートのメグと千夜の会話の場面が印象的でした。

「神様になった日」第11話
 P.A.WORKS の制作によるとても高品質な映像に加え、主題歌に やなぎなぎ を起用するという盤石の布陣なのですけれども、物語の方は、よくわからないというのが率直なところです。
 第10話の感想でも記述したのですけれども、「Charlotte」の最終話の最後の場面における主人公とヒロインの立場を入れ替えたような展開で、おそらく、「Charlotte」の後日譚のようなものを描きたいというのがこの作品の意図ではないかと思います。
 とはいえ、第11話は、あくまでも、主人公(成神陽太)の物語といった印象でした。

「憂国のモリアーティ」第10話
 キャラクタデザインが私の好みではないのですけれども、「ジョーカー・ゲーム」(2016年のアニメ)と同じ監督と Production I.G の制作らしく、完成度の高い作品であると思います。本編の完成度が高いだけに、ダサいエンディング主題歌には、がっかりします。
 シャーロック・ホームズが平時に室内で拳銃を発射したという逸話は、原典に基づくものでしょうけれども、第10話のように、アニメでの描写は、珍しいように思いました。

「おちこぼれフルーツタルト」第9話
 きららアニメです。売れないアイドルグループを主題とした作品のようです。舞台の東小金井は、懐かしく思います。同じ原作者の「ハナヤマタ」(2014年のアニメ)にくらべ、映像的に大きく劣っている点が残念に思います。中途半端な性的描画が混じっている点が致命的に駄目であると思います。
 第9話で、ようやくアイドルの話らしくなってきたといった印象でした。

 前述以外で、視聴を継続しているアニメ:
  「ヒーリングっど プリキュア」(2020年2月開始のアニメ)
  「炎炎ノ消防隊 弐ノ章」(2020年7月開始のアニメ)
  「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」(2020年10月開始のアニメ)
  「進撃の巨人 The Final Season」(2020年12月開始のアニメ)

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