2021年1月開始のアニメについて(その12)

「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」第12話
 「ウマ娘 プリティーダービー」(2018年のアニメ)の第2期です。P.A.WORKS が制作した第1期にくらべると、作風の相違が顕著に思えます。第2期は、映像の作風が異なるというだけでなく、登場人物の描写も感情を前面に出すようになったように思えます。
 第12話は泣かせると思いました。第3話以降、第11話まで、トウカイテイオーとメジロマックイーンの両者の描写が積み重ねられてきたからこそ、泣けるという辺りもよいと思いました。

「裏世界ピクニック」第12話(最終回)
 現実世界とは異質な危険で荒涼とした世界への入り口が身近な場所に点在している世界観の作品でした。
 映像的には今ひとつでしたけれども、本編の背景音楽がよいと思いました。
 迷い込んだ人間の正気度が低下すると裏世界の存在に干渉できるようになるという辺りは、ラヴクラフトの作品を主題とした TRPG の設定のようでした。一方、超常的な能力を秘めた目と手を獲得しているために裏世界での危機を切り抜けることができる辺りは、マイケル・ムアコックの小説と類似していると思いました。
 第12話は、米軍の生存者の救出に成功した後で終了したのですけれども、紙越空魚との同一性も示唆されていた閏間冴月の件は謎のままで、この観点では、途中で終了してしまったという印象でした。
 続編が制作されるのであれば、視聴してみたいと思います。

「Re:ゼロから始める異世界生活」第50話(最終回)
 「Re:ゼロから始める異世界生活」(2016年、2020年のアニメ)の第2期第2クールでした。
 第50話で、当代のロズワール・L・メイザースが初代の記憶を引き継いでいたことが明らかとなったのですけれども、第49話以前からそのことを示唆する描写となっていた辺りは、上手いと思いました。
 一方、第44話で描かれたエミリアの幼少期の出来事と第45話で描かれたエキドナの生前の出来事の間の空白の時間は謎のままに思えました。
 終盤の主人公(ナツキ・スバル)は、攻撃魔法を修得したことになるのでしょうか。
 第2期は終了ですけれども、ラムの様子を見ると、まだまだ先が長そうに思いました。

「BEASTARS (第2期)」第24話(最終回)
 「BEASTARS」(2019年のアニメ)第2期でした。主題歌が YOASOBI の作品になった点だけは、好印象でした。
 第23話の時点では、気持ち悪い声のピナが死んだかのようでしたので、ざまあみろと思っていましたので、第24話が残念に思えました。
 結局、誰がビースターになったのでしょうか。

「天地創造デザイン部」第12話(最終回)
 神からの依頼で動物の創造を下請しているという天使たちの物語のようなのですけれども、意外にも教養番組的な作風である点が興味深いと思いました。
 回を重ねるにつれ、実在する生物や架空の生物の検証ではなく、登場人物の描写に注力されてしまっていた点が非常に残念に思えました。率直なところ、ギャグのセンスが今ひとつである(つまらない)と思いました。

「約束のネバーランド Season 2」第11話(最終回)
 「約束のネバーランド」(2019年のアニメ)の第2期でした。頭脳戦のようだった第1期とは作風が一変したという印象でした。
 第1期とは違い、オープニング主題歌がまともなもの(秋山黄色の「アイデンティティ」)になった点は、好印象でした。
 最終話まで 3人(エマ、ノーマン、レイ)らしさが描かれていた点は、とてもよいと思いました。
 しかしながら、人間の世界に来た途端に、鬼の世界にはなかったウイルスの所為で全滅するのではないかと思いました…
 というのはさておき、人間の世界こそ、善人ばかりではありませんので、保護者同伴に持ち込む展開は、上手いと思いました。
 Bパートで描写された内容で、もう 1クールくらいできてしまいそうな勢いだと思いましたけれども、ノーマンたちの治療に言及していた点は、よいと思いました。
 第10話の感想でも述べたのですけれども、何故この時期にという辺りも、明確にしておいた方がよかったかも知れないと思いました。

「蜘蛛ですが、なにか?」第12話
 いわゆる異世界転生もので、「転生したらスライムだった件」(2018年~2019年、2021年のアニメ)に対するパロディのようにも思えます。声優歌唱のエンディング主題歌(「がんばれ!蜘蛛子さんのテーマ」)は面白いと思えます。
 しかしながら、制作がミルパンセという時点で、アニメの完成度には期待できません。
 第11話の感想でも言及したのですけれども、第12話の描写を観ると、ますます、第11話で描かれた人族の勇者の敗北が主人公の仕業だったとかいうオチに思えてきます。

「バック・アロウ」第12話 ○
 見るからに中島かずき の作品らしいロボットアニメで、「天元突破グレンラガン」(2007年のアニメ)や「ダーリン・イン・ザ・フランキス」(2018年のアニメ)と同様、異色の世界観と物語の勢いのよさが魅力であると思います。本編の展開に応じ、オープニングやエンディングの映像が変更されるという細やかさもよいと思います。
 第12話は、スクランダー・クロス…
 というのはさておき、カイ・ロウダンの挫折をシュウ・ビが察しているという辺りがよいと思いました。

「プレイタの傷」第12話 ○
 「K」(2012年、2015年のアニメ)の監督と同様のスタッフによる制作の新作で、映像の美しさが素晴らしいです。しかしながら、オープニング主題歌の歌唱が下手で、本編の背景音楽も「K」の方がよかったように思います。
 第12話の最後の場面は、幻覚ではないのでしょうか。

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「無職転生 ~異世界行ったら本気だす~」第11話(最終回) ○
 いわゆる異世界転生ものなのですけれども、アニメが異様にきちんと制作されているという印象でした。
 物語としては、第8話以前は平和な環境で大きな不自由もなく成長していた主人公(ルーデウス・グレイラット)が第8話~第9話での転機を契機に冒険者としての第一歩を踏み出したばかりといったところで、あくまでも第1クールの終了という印象でした。
 それにしても、第11話における狂犬エリスは、強すぎると思いました。

「EX-ARM」第11話
 キャラクタデザイン、メカニックデザインが「アップルシード」の頃の士郎正宗の作品のようで、SF設定にも士郎正宗の作品を軽くしたような類似性を散見します。
 アニメとしては、「新サクラ大戦 the Animation」(2020年のアニメ)をさらに粗くしたような作風で、CG描画とそうでない部分の相違が非常に激しく、観るに堪えません。また、本編の作風にくらべ、主題歌が軽薄過ぎます。
 第3話~第4話は、よくなったと思ったのですけれども、第5話以降は、場面の間延びや動きの欠落だらけで、素人が制作した動画のような酷い有様です。第2話で生じていた音響の乱れも継続的に発生してしまっています。
 第7話以降、βという敵のダサい声の演技にうんざりしています。
 第11話の映像もビデオ編集でごまかしたような不自然な間延びが目につく酷い有様でした。
 オークショニアの正体については、登場当初から察しがつくように思いました。

「転生したらスライムだった件」第35話
 「転生したらスライムだった件」(2018年~2019年のアニメ)の第2期です。この作品は、最後まで視聴したいと思います。
 第35話終盤、大賢者から進化した何者かに乗っ取られたままとなっているように見える辺りが気になりました。

「Dr.STONE 第2期」第11話(最終回) ○
 「Dr.STONE」(2019年のアニメ)の第2期でした。
 第11話は、獅子王司の妹(獅子王未来)がかわいそうであると思いました。
 獅子王司については、贖罪のつもりなのか、第10話で重症を負わせるのみならず、第11話における描写が異様に美化されていた点も気になりました。

 前述以外で、視聴を継続しているアニメ:
  「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」(2020年10月開始のアニメ)
  「進撃の巨人 The Final Season」(2020年12月開始のアニメ)
  「7SEEDS」(第2クール)(2021年1月地上波放送開始のアニメ)(最終回)
  「七つの大罪 憤怒の審判」(2021年1月開始のアニメ)
  「ゆるキャン△ SEASON2」(2021年1月開始のアニメ)
  「WIXOSS DIVA(A)LIVE」(2021年1月開始のアニメ)(最終回)
  「Levius レビウス」」(2021年1月地上波放送開始のアニメ)(最終回)
  「トロピカル~ジュ!プリキュア」(2021年2月開始のアニメ)
  「僕のヒーローアカデミア 5th」(2021年3月開始のアニメ)

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